相続対策
こんばんは、平田です。ギラギラとした太陽がこれでもか、と照り付ける夏本番到来!今日もホント暑かったですね。
今日は取引先の金融機関からお誘いをいただき、相続対策に関するセミナーに参加させていただきました。不動産仲介の仕事をしていると、お客様から相続に関するご相談をいただいたり、実際に相続物件のご売却のお手伝いをさせていただいたりすることも珍しくありません。少しでも正確な基礎知識を頭に入れておこうと、今日はしっかりと勉強してきました。
ところで、相続が発生した場合、実際に相続税を納めなければいけない人の割合は、ここ10年ほどは全体のわずか4~5%程度で推移しているそうです。つまり今の税制では、ほとんどの方がいろいろな控除や特例により、相続税を納める必要が無いわけです。ところが、今後予定されている税制改革が実行されれれば、相続税を納める必要のある人の割合は8~10%程度(=約2倍)になると予想され、今までの制度では相続税に無縁と思われていた方も、いざという時に納税資金の確保に頭を悩ますことのないよう、きちんと対策を考える必要が出てきていると言えます。
相続税の納税で相続人が困らないようにしておくためにも、相続発生時に身内で揉めないようにしておくためにも、事前にしっかりと対策を立てておくに越したことはないですよね。
いえかるて
こんばんは、平田です。今日は、大阪市内で開催された「住宅履歴情報『いえかるて』普及シンポジウム」に参加しました。
平成22年6月18日に閣議決定された国の「新成長戦略」のなかで、2020年までに中古住宅流通市場やリフォーム市場の規模を倍増(=20兆円)させるとともに、良質な住宅ストックの形成を図ることが目標とされています。その目標達成のための市場環境整備の一つとして普及を図っているのが、新築時の図面や性能評価書、定期的なメンテナンスの書類や履歴、データをきちんと整理して記録し、その情報を長期に渡って情報サービス機関が保管する家のカルテ、つまり『いえかるて』なのです。
個々の住宅履歴情報が正確に蓄積保管され、いつでもどこにいてもパソコンからインターネットを通じてその情報を活用できれば、所有者は将来住まいの定期的なメンテナンスをしたり、天災などにによって突発的に修繕の必要が生じたときに右往左往することもなく、いざというときにも安心です。リフォーム業者にとっても、目に見えない建物内部の構造や過去のメンテナンスの状況を把握でき、無駄のない合理的なリフォームを実施することに役立ち、結果所有者はリフォーム費用の面でも恩恵を受けることにつながります。トレック不動産販売のような住宅販売会社から申し上げれば、住宅履歴情報がきちんと蓄積・保管されている物件は、見えない部分や過去についても家の状況を把握でき、将来のメンテナンスも計画的に行いやすいことから、買主様が購入される際の安心材料になるため、売りやすく資産価値も上がるのではないかと思っています。
近い将来、住宅履歴情報が蓄積・保管されている物件が当たり前になり、中古住宅流通市場やリフォーム市場の規模が国の目標通りに倍増すること、そしてどんどんトレック不動産販売が活躍できる場が増えることを願っています。
水漏れ
住まいを扱うこの仕事をしていて、あまり遭遇したくないけど年に何度か出くわすのが階下への水漏れです。今日は、分譲マンションに賃貸でご入居いただいているお客様からの連絡を受け、オーナー様に代わって水漏れ現場に飛んで行きました。
業者さんによって洗面台が取り外され、床をめくって今日のところは水漏れの原因個所はほぼ特定できましたが、明日は更に床下のコンクリートをハツり、給水管を一部取りかえるとのこと・・・。今回のケースは経年変化による給水管の劣化が原因による水漏れのようです。
誰が悪いということではないけれど、水漏れはされた方もした方も、気持ちの良いものではないですし、室内での修復作業は、住まれている方にとってはストレスでしょうから、できるだけ水漏れには遭遇したくないですよね。
平田
春の嵐
住宅ローンのお話その2
住宅購入時、住宅ローンを利用する場合に、たまに立ちはだかる壁が、「団体信用生命保険(団信)」です。団信はローンを借りたお客様に万一のことがあった時に、ローンの残債が一括返済される保険で、保険料は銀行負担ですが(実際には、保険料は金利に含まれていると思いますが)、生命保険である以上、お申込み時の健康状態によっては加入を拒否されることもあります。金融機関はお客様に万一のことがあった時に、お貸ししたお金が焦付くことなく団信の保険金によってスムーズに回収できるようにするために、団信加入を融資の条件にしています。つまり、ご収入や勤続年数などの住宅ローン借入要件を十分に満たしていても、基本的に団信に加入できなければ、住宅ローンの審査も否認されるのです。団信に加入できなくても住宅ローンを借りる方法は無いことはないのですが、非常にハードルの高い条件をクリアしなければなりません。ただ、銀行によって、団信引受保険会社が異なりますので、A銀行では団信に加入できず住宅ローン否認だったが、B銀行では団信OKで住宅ローンも承認された、なんてケースもよく有りますので、健康診断で悪い数値が出たり、おおむね3年以内に手術をされたお客様は、トレック不動産販売のスタッフにお気軽にご相談くださいね。
これから住宅ローンを利用して住まいを購入されるご予定の方は、どうぞ健康にはお気をつけください。
平田
大阪府咲洲庁舎
今日は、箕面市の市街化調整区域内にある一戸建の再建築に関する調査で、南港のコスモタワー内にある「大阪府咲洲庁舎」へ出かけました。私の中ではコスモタワーと言えば、少し前までは、家族と出かけて展望台に昇るというイメージでしたが、最近は「大阪府咲洲庁舎」としてのイメージの方が強くなっています。
それにしても、吹田市北部、千里万博公園に近いトレック不動産販売にとっては、大阪湾が目の前の「大阪府咲洲庁舎」での調査は遠過ぎて結構辛いんですよね。今日は昼から急いで、会社⇒「大阪府咲洲庁舎」⇒「箕面市役所」と阪神高速を使って移動しましたが、結局調査半ばで時間切れ。調査時間よりも移動時間の方が圧倒的に長かったな。
平田
春の訪れを実感するとき
先日から甲子園球場で熱戦が繰り広げられている高校野球。今日はあいにくの雨なので、試合は中止のようですね。南千里のホテルにも甲子園出場校である京都の鳥羽高校の球児たちの姿が見え、これから練習なのか、大型バスに乗り込んでいました。
毎年選抜高校野球が始まると、いよいよ春の訪れを実感します。
平田
吉志部瓦窯跡
こんにちは、平田です。今日も快晴の気持ちの良い日でした。
先日、平安京造営時の宮殿の瓦を焼いていた「大山崎瓦窯跡」について触れましたが、吹田市岸部の紫金山公園内にある「吉志部瓦窯跡(キシベガヨウセキ)」も更に規模が大きく、同年代の瓦供給窯として有名です。今日は吹田市役所での物件調査からの帰り道、紫金山公園の横を通ったので、ちょっと立ち寄ってみました。現地の説明文をそのまま転記します。
「吉志部瓦窯跡は延暦13(794)年に新たに都が遷された平安京の造営当初に宮殿に使用する瓦を生産した窯です。昭和43(1968)年に発掘調査が行われ、計13基の窯跡が見つかり、平安京の造営に関わる重要な遺跡であることから、昭和46(1971)年に国の史跡に指定されました。また、史跡指定後の一帯の調査により、窯跡の前面の広い範囲に瓦を作るための建物跡などの工房の跡が見つかり、吉志部瓦窯跡は東西280m以上、南北190mの範囲に展開し、非常に大規模な操業が行われていたことがわかりました。
瓦の生産にあたっては原料の粘土の採掘・粘土を練る・瓦を作る・窯で焼くなどの作業があります。吉志部瓦窯跡では丘陵下で粘土を掘り、その上方の建物跡などが見つかっている場所が瓦の製作を行った場所であり、さらにその上方に窯が築かれ、瓦製作のための一連の作業が効率的に行われるようにそれぞれの作業場が配置されていたものと考えられます。このように紫金山公園には古代をしのぶ歴史遺産が眠っています。
吹田市緑化公園室 吹田市教育委員会 平成18(2006)年3月」
カバ缶
生まれ変わりつつある千里ニュータウン
今朝の日経新聞に、街開きから50年を迎える、吹田市と豊中市にまたがる千里ニュータウンに関する明るい記事が掲載されていました。
かつては全国のニュータウン開発のモデルにもなり、1975年のピーク時には人口約13万人に達し活気に溢れていた千里ニュータウンですが、時代とともに人口の流出と高齢化、建物の老朽化が進み、「ニュータウン」という名と実態に少なからずギャップが生じていたことは否定できません。
しかし今から13年前に分譲団地の建て替えが初めて実現して以降、賃貸団地も含めて徐々に団地の建て替えが進んで新たな住民も増え、人口の減少にやっと歯止めがかかったようです。若い世代も増えてきて、住民に占める高齢者の割合も昨年初めて低下したとのこと。
確かに、ここ数年千里ニュータウン内では、必ずどこかの団地で建て替え工事が行われていた記憶がありますし、現在もあちらこちらで建て替えの現場が目につきます。そして、確実に子供の数が増えていると実感します。再び子供たちの明るい声に満ちた、活気ある新生「千里ニュータウン」に生まれ変わる日も近いかもしれません。
平田