こんばんは、平田です。
先日、瑕疵保険加入のため、当社売主の中古一戸建の現地検査に立ち合いました。
我々宅地建物取引業者が売主の場合、建物の基本構造部分に瑕疵があった場合は、お客様への物件引渡しから2年間修補する義務があります。雨漏りや給排水管路の異常があった場合等は、その修補費用が高額になる場合も考えられますが、この瑕疵保険に加入していれば修補費用が保険でカバーできるため、予期せぬ出費に困ることが無くなります。
万一売主の倒産などの場合は、お客様から保険会社に直接保険金の支払いを請求できるため、買主様も安心できる保険ですが、その分建築士による厳しい現場チェックを受けなければなりません。
今回も検査員の方は、外壁を隈なく目視点検し、各室ごとに水平器レーザーを使って傾きが無いかを調べたり、水を流して給排水管の状況を確認したり、床下や天井裏をのぞき込んで水漏れや雨漏りが無いかなど、1時間ほどかけて丁寧に検査をされていました。
物件によっては改善箇所を指摘されるケースも有りますが、今回は何も問題なく、無事検査はパスしました。



