氷山の一角か・・・?

DSC_3872横浜のマンションの杭打ちデータ偽装に関連するニュースが連日報じられています。

新築マンションの販売スケジュールから逆算して、工事初期段階の杭打ち工事の遅れは、以後の全工事のスケジュールに影響し、マンション購入者の入居時期にも影響する可能性があるため、ハプニングが生じても下請け業者は事実を捻じ曲げてでも、工期を守らなければいけないという実態が表面化したと言えます。

地中の杭については、強固な地盤まで届いているかなんて、施工したごく限られた人にしか真実は分かりっこないのが現実です。「ほら、ちゃんとデータで証明されているでしょう」と言われたところで、そのデータそのものが偽装できるのだから、旭化成建材が関わっていなくても、今住んでいるマンションの基礎について、本当に大丈夫なのかと不安に感じる住人も多いのではないでしょうか。私の自宅マンションにも、住人の不安を払拭するために、これに関連する報告が掲示されていました。

今回の横浜のマンションでは、共用廊下の手すりのずれなど、目に見える形で杭打ちがきちんとなされていないことが発覚しましたが、顕在化していないだけで、他にも杭打ちの偽装が無いとは言い切れないですよね。

今回の横浜のマンションの杭打ちデータ偽装が、氷山の一角でないことを願わずにはいられません。

平田

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