こんばんは、平田です。
今朝の新聞の一面は高市内閣発足。新聞もテレビも紆余曲折を経て誕生した初の女性首相の話題がトップニュースでしたね。
私が注目したもう一つのニュースは、「東京23区の新築マンション2割高 実需は中古へ」という記事です。東京23区の新築マンション価格の高騰が止まらず、2025年4~9月の平均価格が対前年同期比20.4%で1億3,309万円だったそうです。
東京建物が今年5月に抽選販売した1LDKの新築マンションが1億3,650万円。最高倍率はなんと30倍。東京の新築マンションがこんな価格になったものですから、実需は割安な中古に流れ、8月の東京23区の中古マンション70㎡当たりの価格も、なんとなんと前年同月比38%もアップして、1億721万円だそうです。恐ろしいくらいの上昇率です。
東京では投機目的の購入も多く、新築も中古もマンションが高嶺の花になっています。
一方近畿の2025年4~9月の新築マンションの平均価格は前年同期比3%高の5,543万円で最高値を更新したとのこと。東京と比較すると何となく安心しますが、まだまだ上昇が続くとの見方が大勢を占めています。
東京と同じく、割安な中古マンションに実需が流れているのも事実で、不動産売買の最前線に立っている私自身も、中古マンション価格ががじわじわと上がっているのを実感しています。
大阪の中古マンションが東京のように投機目的での購入により高嶺の花にならないことを願うばかりです。