高騰

こんばんは、平田です。

今日は8月1日。また新しい月が始まりました。

今日もうだるような暑さでしたが、これがいつまで続くのか思いやられます。

今朝の朝刊で、東京都千代田区が新築マンションの転売を5年間禁止する特約の導入を不動産協会に要請したとの記事が掲載されていました。投機の動きをけん制してマンションのさらなる高騰を抑制する狙いだそうです。

所有者の約7割が住んでいない新築マンションもあるとのこと。

東京中心部のマンションは、値上がり目的の投機対象となっており、海外マネーもじゃぶじゃぶ流入して、実需とかけ離れた価格にまで高騰しています。記事によれば、千代田区内の築5年以内の中古マンションの坪(約3.3㎡)単価は、今年1~3月に847万円になったそうです。

つまり、70㎡のマンションで1億7,935万円、80㎡で2億497万円、90㎡で2億3,060万円になります。普通で考えると、とても買えないですよね。

日本に住んでいて、日本で住まいが購入できないのは異常で、とても残念です。本来は、その地域に住みたい方が購入すべきマンションが、投機の対象となり実需とはかけ離れた価格にまで高騰している現状は、まさにかつてのバブル状態です。

これから大阪などの主要地方都市にも、その余波が及び、立地の良い築浅のマンション価格が高騰する可能性があります。

当社では、住まいは「家族の幸せを育む場所」と定義しています。住まいは投機の対象ではなく、住みたい人が手の届く価格帯であってほしいと願うばかりです。

 

↓日本ブログ村に参加しています
にほんブログ村 住まいブログ 住宅情報へ
にほんブログ村
カテゴリー: ブログ, 日々それぞれ パーマリンク